不動産のお話73(登記簿謄本とは:表題部・権利部(甲区/乙区)①)
前回まで、不動産売買などで必要となってくる、不動産登記、についてお話ししました。その中にでてきた、登記簿謄本の中身のお話を今回から出来たらいいなと思っています。登記簿謄本の書類の内容はどんなものなのか、ひとつひとつ見ていきましょう。
登記簿謄本ってどんな書類?
登記簿謄本(登記事項証明書)とは、登記記録がまとめられた台帳を法務局が発行している証明書のことです。土地は一筆ずつ、建物は一家屋ずつ、それぞれ登記があります。
登記簿の構成は、大きく、表題部(ひょうだいぶ)と権利部(けんりぶ)の2種類に分かれます。最初に表題部があり、権利部が続く形になります。権利部は、さらに甲区(こうく)、乙区(おつく)に分かれるので、全体で3つの部分から構成されることになります。
※3つの部分が必ずあるわけではありません!!!表題部、次いで甲区、そして必要に応じて最後に乙区、の順で書かれています。
次回から、表題部と権利部について順番にお話しできたらと思います。
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