不動産の話30(住宅ローンの保証料ってなに?)

今回は住宅ローンの保証料についてお話しできたら、と思います。住宅ローンを利用する際に、「保証料」が費用として必要な場合があります。保証料は借入条件によっては100万円を超えることもありますが、これはいったい何を保証するものなのでしょうか?

 


住宅ローンの諸費用のひとつである「保証料」


住宅ローンにおける保証料とは、住宅ローンを利用するために必要となる場合がある諸費用のひとつで、住宅ローンの債務者がやむを得ず金融機関へ住宅ローンを返済できなくなった際、保証会社に代わりに返済してもらうため、保証会社と保証契約を結ぶ費用です。金融機関や商品によっては、保証料が不要な場合がありますが、その場合は貸倒れのリスクを金融機関が負うことになりますので、その他の条件が厳しくなる可能性があります。

住宅ローンの債務者がなんらかの事情で返済不能となった場合に、保証会社は債務者に代わって金融機関に残額を一括返済します

※ただし、保証会社の返済によって住宅ローン債務者の返済義務がなくなるものではありません。住宅ローン債務者は、返済先が金融機関から保証会社に変更されて、住宅ローンの債務を返済していくこととなります。

フラット35のように、金融機関や商品によっては保証会社による保証が必要ない(=保証料が0 円の)住宅ローンもあります。このような住宅ローンを「融資手数料型」の住宅ローンとよび、「保証料型」とは分類されています。その違いは次回お話しできたらと思います。

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