今日の本200(検察側の罪人)

おはようございます。ウクライナ情勢を見ていると、本当に戦争なんだな、と改めて思い知らされます。高層ビルがミサイルで壊れたり、廃墟と化した軍事施設だったり、連日報道されています。日本は”戦争をしない国”、として、”軍隊”は持っていません。あくまで他国が攻め入ってきたときの自衛のための自衛隊は存在します。日本は戦争をしない、だけれでも、領空侵犯などが毎日のようにあるのは事実で、スクランブル発進等で日本が平和であり続けるために働いてくれています。領空侵犯をしてきた他国を刺激しないよう、説得をして帰ってもらう、そういうデリケートな交渉を日々してくれているからこそ、他国との大きなぶつかり合いもなく、日本は、私たちは、日々こんなにも平和に生きていていられるのだなと、改めて、誇り高い仕事をしてくださっている自衛隊の方々に頭が下がります。このあまりにも愚かすぎる戦争が早く終結すること祈ります。
今日の本は、雫井脩介さん、検察側の罪人、です。
#kokkoさんの今日の本 #雫井脩介 #検察側の罪人

【法律という剣】
君たちはその手に一本の剣を持っている。
法律という剣だ。
こいつは抜群に切れる真剣だ。
法治国家においては最強の武器といっていい。
ヤクザの親分もその切っ先を見れば震え上がる。
法曹というのは、それを武器にして生身の人間をさばいていく仕事をしている。
その剣の使い方を君たちは懸命に学んできた。
最初は焦るかもしれない。
君たちの剣は、まだ道場剣だ。
ここでやったものは、竹刀での練習試合だ。
それで誰かが怪我をするわけではない。
しかし、これからは、生身の相手に真剣での勝負になる。
型通りの剣裁きなど最初はできないものだ。
そのうち自分がとるべき太刀筋も見えてくる。
そこに渾身の一刀を振るって、悪人の面をたたき割る。
それこそが検事の醍醐味だと言っていい。

君たちが頼りにするその剣も決して万能ではない。
巨悪の怪物を相手にすれば、途方に暮れるときもあるだろう。
しかし、剣を持っている者は勇者でなくてはならない。
戦わなければならない。
日本の未来のために。
安心して暮らせる平和な社会のために。
検事の、法曹の仕事の成果は、未来の社会の姿として形になる。
勇気と覚悟を持った法曹になるべく、励んでほしい。

導入研修の最終日、彼はそう言った。
心の中に強い剣を持て。
正義を貫け。
彼に憧れて、僕は検事の道へ足を踏み出した。

正義を胸に、いつだって、前を向いて。
正義の定義に矛盾も感じず、突き進み続けた。
だけれども、本当にこれが正義なのか。
本当に彼は罪を犯しているのか。
心の声が、違う、と。
99.9%間違えないベルトコンベアー。
そこに乗ってしまった案件はもう戻れない。
僕がしたことは本当に正義だったのか。
本当に間違ってはいなかったのか。
真実を、たった一つの事実を、汲み取れたのか。

法曹界の闇。
真の正義とは何か。
救われるべき人は誰か。

検事VS検事。
僕は彼と闘うために検事を辞めた。
僕の正義を貫くため。
これからも法曹で人を救いたいから。
間違ったことは違うという勇気。
それが法曹界に喧嘩を売ることになったとしても。
譲れない。
譲れないんだ。

映画化されています。木村拓哉、二宮和也、出演。

映画予告編

コロナ感染症対策

コロナ感染症対策として検温・マスクの着用・手指の消毒等のご協力をお願いいたします。万全の対策をしてお待ちしています。ご安心してご来場・ご来店ください。