今日の本240(若様とロマン)

おはようございます。コロナがかなり増えてきましたね。学校が休校になったりもしているようで心配です。
今日の本は、畠中恵さん、若様とロマン、です。アイスクリン強し、若様組まいる、につづく第三弾です。
#kokkoさんの今日の本 #畠中恵 #若様とロマン

【開戦前夜、若様たちに降りかかった災難
 それは、、、、なんと、お見合いだった】
小泉家の当主琢磨は、明治の世が産んだ、成金の一人だ。
彼は、世の中の流れを見ることに大層長けている。
つまり、並外れた男であって、
よって、時々、
知りたくない事までわかってしまうらしい。
そしてしばしば、
厄介な性分で掴んだ困り事を、知人にまで知らせる。
「一人じゃ抱えきれないからね。
 友に力を貸してもらうのさ。」
要するに時として、とても迷惑な野郎に化ける。
のだから、周りにとっては迷惑千万なのである。

そんな御当主が、またとんでもない事を語った。
「数年の内に、戦争が始まるやもしれん」
戦争には賛成できないこと、
対抗するため手を打つつもりだということ、
もっと仲間を集め、軍に対抗する力を持つ、
そう、御当主は決めたようなのだ。

対抗するため、実業家の小泉琢磨がとった作戦は・・・
仲間を得るための、古典的なやり方。
若様たちのお見合い!!!
要するに縁続きの味方を増やすことにした、
いざというとき親類は信頼に足る味方になる。と。

そんな御当主の提案で見合いをさせられることになった若様たち。巡査である若様たちは、出身はいいが給料は少ない、しかも江戸時代からの養わなければならない居候がいっぱい家にいる、という悪条件。でてくるのは一筋縄ではいかない縁談ばかり。
はてさて。若様たちは結婚できるのか。
御当主の思惑は、成功するのだろうか。

舞台化されています。

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