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2021年1月15日

今日の本78(極楽プリズン)

おはようございます。こないだの雪が嘘のように、暖かい日々が続いています。はやく暖かくなってコロナも少し休息していくといいですね。手洗いうがい消毒マスク、基本を忘れずにいましょう。
今日の本は、木下半太さん、極楽プリズン、です。
♯木下半太 ♯極楽プリズン

【いつでも脱獄しちゃってください】
あるバーで知り合った男女。なにげない話をしていた二人だったが、男が奇妙な話をしだした。「実は俺脱獄してるんです」と。彼の話は以下の通りだった。
長年同棲し付き合っていた彼女がナイフで刺されて死んでいた。あわててナイフを引き抜いたせいで、ナイフに自分の指紋が残り、彼女を殺してもないのに、有罪で捕まった俺。無期懲役を刑を受けた俺が運ばれたのは、石垣島から少し離れた孤島の刑務所だった。
ただぶち込まれた刑務所がありえない場所だった。囚人たちは「この世の極楽だ」という。何でも手に入るし、外出も自由。外出っていうのは脱獄、それも自由。飲酒ももちろんOKだ。ジムのトレーナーと栄養士のお蔭で健康管理もばっちり。スポーツジムにはプールやヨガまであり、シアタールームまである。汗をかいたらスパで一休み。アロママッサージやタイ式マッサージでまったりできちゃう。普通の刑務所に入っても出てきたら再犯する、そういうのを改善できないのか、なぜ犯罪を起こす人間は悔い改めないのか?それでできたのが「極楽プリズン」だ。犯罪者の極度の緊張やストレスを極力減らすことで、余裕を持った心を再生し、二度と再犯しないように、実験的に作られた刑務所だ。
俺は、彼女を殺した真犯人を捕まえる為、外出(脱獄)をすることを決意する。「ここは極楽プリズン、いつでも、好きな場所に行ける」だから、彼女が殺される前の時間と場所に行くことにした。殺される前の彼女の運命を変えたなら死ぬことはないのかもしれないと。
「運命は変えられない」でも諦めきれない。はたして、彼女の運命を変えることができるのだろうか?「死んだ彼女を救うため、脱獄を繰り返す奇妙な男」、バーで知り合っただけの男の話の真相に近づいたとき、女が目にした恐ろしいものとは?

舞台化、ラジオドラマ化もされています。

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