今日の本81(プリズントリック&トリックシアター)

おはようございます。雨も上がり、朝方も明るくなってきましたね。このまま暖かくなってくれたらいいなぁ。と思います。
今日の本は、遠藤武文さん、プリズントリック&トリックシアター、です。トリックを得意とする作家さんです。プリズントリックは、江戸川乱歩賞受賞作で、かの東野圭吾さんも「乱歩賞史上最高のトリックだ」と絶賛されています。刑務所内での密室殺人事件、あなたは絶対に鉄壁のトリックを見破れない、そして、必ず、二度読む。
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【トリックのミルフィーユ】
プリズントリックは、ある刑務所内で起きる密室殺人のお話です。
トリックシアターは、大学のサークルのメンバーが、なぜか3月21日に自殺もしくは事故もしくは殺人で死ぬというお話です。
題名にトリックと入っているように、巧妙なトリックを描かれています。ただのトリックではない、二段三段と、一段のトリックでもむずかしいのに、さらに追加で鉄壁のトリックまで用意されます。
プリズントリックでは武田管理官、トリックシアターでは武田の同期の安警視正が謎ときに挑戦します。
武田管理官は警察を代表するような真面目な人物、ソレに比べたら、安警視正は元公安で何かやらかしたのか都市伝説などを扱うという名目の一人だけの部署に飛ばされ、毎日太陽と水だけで走る車のエンジンを開発している超変わり者です。いつも油まみれのツナギを着ているが、いざ不可解な捜査を持ち込まれると、ピンクのスーツやらブルーのスーツやらイエローのスーツを着て張り切る派手な装い。武田管理官よりも頭は切れ、アウトローの部署に所属しながらも独自捜査を認められています。
どちらも読んでいて、どうしてもトリックの解き目が見つからず、自体の内容が理解できた頃に第三者が事件に絡んできたりと、難航するばかりで、トリックを解明する以前の問題。たいていのミステリにありがちなトリックは、昔使われたものの使いまわしや応用したものが多いですが、本当にこれにはまいった!!読み終えて、、二回目熟読、、、こんなところに伏線が、、とようやくわかる次第でした。
二作とも面白いのですが、個人的には二作目の方がパワーアップしていて面白かったです。続き物ではないので、どちらから読んでも大丈夫なシリーズです。トリック好きな方、自分で謎を主人公の探偵役よりも先に読み解くのが好きな方、ぜひおすすめです。

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