LFORT BLOG

2020年8月21日

今日の本41(疾風ロンド)

おはようございます。今日も猛暑です。すこし日向に出ただけで汗がでてくるので、外でお仕事されている方、熱中症にご注意ください。こまめに水分補給と休憩を入れてくださいね。
今日の本は、映画化もされた、東野圭吾さん、疾風ロンド、です。ある研究所の主任研究員役として阿部寛さん主演のスキー場が舞台のお話です。
#疾風ロンド #東野圭吾

「スキーが上手になるにはね、綺麗なフォームの人の後ろを滑るのが一番なんだよ」
人生もそうなのかな、そう思える台詞。親の背を見て子は育つ。大人の事情、子供の理想、親の勝手な思い込み、子供が本当に欲しいもの。親子であっても一個人同士であり、きちんと話しあわなければ理解しあえるわけがない。親が上から決めつける、それは一番やっちゃいけないことだと、思いしらされます。特に思春期の子どもたちは大人の動向にとても敏感です。お話も主人公の息子は中学生、大人びたところもあり、子どもらしさも残る、自己を探索する時期です。親の情けないところ、間違っているところが許せない。「大人の事情」というものもありますが、それは子どもには通用しないところもあります。ぶつかり合い喧嘩することもあるでしょう。でも自分は大人、子どもは持論を出すとひっこめることがなかなか難しい時期でもあります。大人の自分から一歩引いてあげるべきで、後ろをついてくる子供に、綺麗なフォームを見せれる大人になりたい、素直にそう思えました。それと、子どもから学ぶことは意外に多い、そう痛感させられました。子から学べることがあれば素直に吸収したいとも思えるお話です。
【お話の概要】
ある研究所から、拡散すれば人々を大量死に陥れる威力をもつ生物兵器K-55が盗まれた!日本随一のスキー場に埋めたという犯人からの要求額はなんと三億!!埋めた場所の目印はテディベア!?しかし肝心の犯人は交渉後すぐ交通事故で死んでしまう。三億払わなくて良くなった…のはいいけれど、ほっておけば雪が解け、瓶が割れ、拡散して大勢の人が死ぬ。研究所から盗まれたことを隠し通すため、手掛かりがテディベアだけのK-55を探すのを命じられたのは、主人公である研究所の主任研究員。猶予はたったの四日間。果たして期限内に見つけることができるのか!?主人公は中学生の息子の信頼を取り戻すことができるのか!?
前作「白銀ジャック」から出ている雪山パトロール隊根津とスノーボーダー千晶もテディベア探しに参戦。とどめ色の帽子の男がK-55を横取りに現れ、雪山を滑走しながらの「SNOW WARS!」が繰り広げられたりと、最初から最後までスピード感あふれる一冊です。

映画化もされているので、そちらは見たよ、という方もいらっしゃるかな。たくさんある木々の間を縫ってスキーヤーをスノボで追いかけるシーンは、すごいテクニック。ぶつかりそうでぶつからない。スピード感が半端なくスリル満点です。親子愛で涙したり、一方笑ってしまうシーンも多い、楽しい映画ですよ。

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