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2020年5月14日

今日の本16(森に眠る魚)

おはようございます。今日も暑いです。マスクで熱中症だけでなく、顔や首が痒くなってしまってあれてしまうという症状がでるかたも出てきているようです。暑い中マスクをするリスクが大きくなってきましたね。モラルの点でもマスクは必要ですが、いろいろな問題点も浮上してきているので、もっと暑くなったらどうしよう・・と思ってしまいます。くれぐれも水分補給お忘れなく。
今日の本は、角田光代さんの、森に眠る魚、です。角田光代さんといえば、八日目の蝉、紙の月など、映画化や映像化された作品がたくさんある作家さんです。今回の本は幼稚園お受験のお話です。三年保育が当たり前になってきた昨今、お受験の年齢がどんどん下がっていっています。こどもの気持ちを置いてきぼりにしてしまっては本末転倒です。そういうことがないようにしてあげたいですね。

#森に眠る魚 #角田光代 #双葉文庫

私立幼稚園のお受験から小学校のお受験をめぐる、5人の母とその子どもたちをめぐるお話です。
親が張り切りすぎて子供がつかれてしまうパターンや、ママ友の関係がギクシャクするパターン。色々子供を無視した大人の事情でツケを払うのは結局は子供だということを忘れてはいけません。
私立幼稚園のお受験。私も良い教育をと身の丈を忘れ1歳からプレに通わせてました。ごく短い期間でしたが‥。 プレに通わせておけば受験が有利。不安でフライングし過ぎた私。クラスで何やるにしても他の子に比べできません。冷静に考えたら2年もクラス上の子と同じことをやらせようとした私に大いに問題がありましたね。先生に任せれば大丈夫、慣れればできるようになる、できない訳がない。完全に子供の意向を無視した暴走ですね。
1歳って歩いて少し喋って。身の回りのこと全部できるわけでもなくて。なのに難しいパズルやモンテッソーリを興味もないのにやらす。できる子を見て、できない自分の子供にイライラ‥なんでうちの子だけ‥毎回泣きそうになる‥。当たり前ですね。当たり前の事を判断できないくらい不安でやらなきゃいけないという思いだけで神経質になってたんですね。
園庭で在校生と遊ぶ時間、塔のてっぺんから滑り台滑ろうと、頑張って階段登ったら、一番上で待ち構えていた在校生に靴底で頭をグリグリやられ、ガンガン蹴られ階段から落ちました。でも気にならないのか泣かずに再チャレンジする強者の君。なぜ泣かないんだと意地になり登らせまいと上から今度はドンと押されまた落ちました。下は鉄板、しばらく動かなかった‥救急車!!!って‥こんなときに限って全く声が出ない。園庭にいた先生を引っ張ってくるのが精一杯。そうこうしてる間に終わりのチャイムが鳴り、当事者の子は大勢にまじり消えてしまった。
先生の第一声。どうして貴方は大きな声でその子にきちんと注意を直接しなかったのか‥大人でしょう!?と。
言えるわけないじゃないですか、怒られてキレてもっと酷いことする可能性のほうがずっとずっと怖かった。そのためにプロの先生がいるんじゃないの?心配もしない犯人探しもしない状況に、ただただ失望しました。世間の評判だけでここだって決めて、勝手に理想の幼稚園像を描いて、最後は子供を傷つける結果になった自分を責めました。
泣かずに自分で起き上がった君は泣いてる私にびっくりし、大丈夫?いいこいいこと笑って私の頭をなでてくれましたね。よっぽどこの子のほうが大人だ。よっぽど私より強い子だ。悔しくて情けなくて‥また泣いた私を君はぎゅうっと抱きしめてくれました。君の笑顔が自然すぎて、逆に痛々しかった。
このあと園長から電話があり、プレを2年続けても私の一存で合格にはさせません、親の代から園に通っている身元のしっかりした在校生のほうが大事だと、そんな通達でした。私は他県からの流入組です。
親の見栄やプライドやなりたかった自分を子供に投影するのは自己満足の何者でもない。子供のためだという大義名分に酔ってるだけ。身を持って経験しました。
ごめんなさい。一人っ子で待望の男子で張り切りすぎましたね。ごめんなさい。君が本当にしたいことを一緒に探すべきでした。ごめんなさい。君を傷つけた人を糾弾する勇気が怖さのほうが強くてでませんでした。ごめんなさい。情けなくて。ごめんなさい。弱くて守ってもらうばかりで。

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