今日の本181(アキラとあきら)

おはようございます。ブログは本日が今年最後です。つたない文章に、この一年付き合ってくださった皆様ありがとうございました。また来年もよければのぞきに来てください。今年の〆の本はこちらです。
今日の本は、池井戸潤さん、アキラとあきら、です。池井戸潤さんといえば、半沢直樹シリーズが有名ですが、それが大ベストセラーになる前に描かれた作品です。長編大作。ドラマ化されています。2022年夏、映画化されます。面白いなと思ったみなさん、ぜひ映画館へ足を運んでください。
#kokkoさんの今日の本 #池井戸潤 #アキラとあきら

【会社にカネを貸すのではなく、人に貸せ】
なぜ、自分はここにいるのか。
なぜ、自分は銀行員なのか。
なぜ、人を救おうとするのか。
彼らを救うことで、本当に救われるのは、自分自身だ。

幼いころの君は、どんな音を聴いていた?
幼いころの君は、どんな匂いをかいでいた?
瑛のそれは、油圧プレス機が立てる規則正しい音。
瑛のそれは、工場から漂ってくるツンとする油の匂い。
それが宝物だったんだ。

人の為でなくカネのために、儲けのためにカネを貸す。
そんな銀行員にはなりたくなかった。
会社がどんな状態かは、数字を見ればわかる。
でも、本当に大切なことは、数字をいくら眺めてもわからない。
それは、人の心。
そして、その胸の内。
カネは人のために貸すんだ。

父さんみたいにならないように、取引先のことを救ってやってくれ。
銀行から見放され、愛していた工場を潰してしまった父。
銀行を心の底から嫌っていたはずの父。
そんな父が、バンカーになった息子にゆった言葉。
救ってやってくれ・・・。
それは父の心の底から出てきた祈りなのかもしれない。

入行して融資部門に配属されてから必至に走り続けてきた。
でも、全部の人を救うことはできなかった。
でも、見捨てるしかなかった会社もあった。
それでも、できうる限りのサポートをして救いたい。
もう、あんな状況に陥る人間を見たくない。

幼いころの君は、どんな音を聴いていた?
幼いころの君は、どんな匂いをかいでいた?
答えのすべては・・・悲しさと懐かしさの入り混じる記憶の中に。
そこにたどり着くまでに、長い年月がかかったとしても。
自分と言う存在の意味について気がつかせてくれるから。

彬と瑛。
同じ社長の息子として生まれるが、
一方は大きな運輸会社、一方は潰れかけの町工場。
境遇の全く違うふたり。
二人の運命が、交差するとき、運命が大きくうねりをあげる。
二人は宿命に打ち勝つことが出来るのか。

ドラマ化。

2022年夏、映画化予定。

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