今日の本158(侠飯(おとこめし))

おはようございます。朝晩だいぶ涼しくなってきましたね。特に夜は冷えるので、体調管理に気を付けてくださいね。
今日の本は、福澤徹三さん、侠飯(おとこめし)、です。
#kokkoさんの今日の本 #福澤徹三 #侠飯

【おまえが変わるしかない。おまえがいまを変えるんだ】
就職活動中の良太は、ある日大学近くのアパートに帰ると、家の前でドンパチしているのを見てしまった。ついでに巻き込まれてしまった。ついでに弾に当たりそうになったところをヤクザに助けられ、ついでにしばらく自宅に匿えといわれ、ヤクザの親分とその子分との狭いアパートでの共同生活が始まった。
部屋に入るなり、部屋の隅々まで掃除させられるはめに。なんでこんな目に遭わなきゃいけなんだ。はやくこんな人たちとおさらばしたい。そう思ってたんだ。あの時までは。

人間いつくたばるかわからん。
だから、いいかげんなものは食いたくないんだ。
そういって、毎回凝った料理をつくるヤクザの親分。一緒にご飯を食べながら、会話がないのもなんなので、就活の相談をしてみた。ヤクザにそんな就職というものがわかるものかと思っていたのに、意外にまともな答えが返ってきたんだ。

自分にむいた仕事を見つけたいっていうが。
仕事ってのは、飯を食うためにやるもんだろうが。
なら、自分が仕事にむくようになるのが筋なんじゃないか。

面接は、自分という商品を売り込みに行く場所だ。
買い物のように、会社が商品を値踏みする。
その商品にどんな魅力があるかが問題だ。
その商品の魅力を訴えないで、買ってくれるはずはない。

仕事には、ぜったいにこだわりが必要だ。
面倒なことを避けて通る奴は成長しない。
あえて面倒なことにこだわる姿勢が創意工夫を生み、他者との差をつける。

まっとうに生きたい。安定したい。
そりゃあ、それは結構なことだ。
物事の上っ面だけ見てたら、足元すくわれるぞ。
まっとうに生きたいのなら、表から見えないところにも目を向けろ。
物事にはすべて裏がある。
光を強くすれば影が濃くなるように、
光だけの世界もなければ、闇だけの世界もない。
すべては表裏一体だ。

善人ぶってる奴ほど、質が悪い。
見たくないものから目を背けてると、視野が狭まって単純な発想しかできない。
自分を善人だと思い込むのはそういう人間だ。
自分を善人だと思ってる奴は反省しない。常に自分が正しい。
なにかで成功したときは、自分の才覚のおかげだと思い込む。
反対に失敗したときは、世の中のせいだ。
それじゃ永久に進歩しないし、物事の本質は見えない。

なに?がんばってる?
会社が求めているのは結果だ。
主観やプロセスじゃぁない。
勉強が嫌いなくせに大学生になった。
そしていま、仕事が嫌いなくせに就職しようとしている。
自分の考えがあるつもりで、結局は周りに流されているだけだ。

就活は今はたいへん?
状況のせいにするな。
おまえが変わるしかない。おまえがいまを変えるんだ。

本気で就活をしていなかった。
だから会社もそれが見えて不採用にしていた。
どこか引っかかるはずだと高をくくっていた。
そんなに甘いもんじゃない。
自分がやりたいこともわからずに、自分が何のために働くかもわからずに、就職活動する。それで内定をとれるわけがなかったんだ。他人と差をつける。自分を売り込む。ここで働く価値のある人間だと。どうしても必要な人間だと。

それがわかったとき、二人は僕の前から消えていた。
新しいスーツがクローゼットにかかっていた。
サイズは仕立てたかのようにぴったりだった。

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