今日の本171(極限冷蔵庫)

おはようございます。朝晩は冷えますが、お昼間は暖かいので、服装が難しいこの頃です。一枚はおったり脱いだりして、体温調節ができるものを持ち歩くのも良いですね。
今日の本は、木下半太さん、極限冷蔵庫、です。極限シリーズの極限トランクに続く第二弾です。
#kokkoさんの今日の本 #木下半太 #極限冷蔵庫

【復讐ほど高価で不毛なものはない】
できるだけ早く結婚することは女のビジネスであり、
できるだけ結婚しないでいることは男のビジネスである。

舞台は、居酒屋の食料保管庫である業務用冷蔵庫。冷蔵庫の中にいるのは、店長であるアラフォーのおばさんと、女子大生。なぜこんなところにこの二人がいるのか。また、なぜこの二人が閉じ込められたのか。まさにそこから謎である。

そもそも業務用冷蔵庫なんてものは、中からでも開けれるようになっています。磁石で引っ付いて閉まる構造のものが最近は多いので、普通は手で扉を押せば開きます。少し前のものなら中にもレバーがあって、それを外せば開けれます。
ですが、昔は業務用冷蔵庫は中から開ける構造にはなっておらず、1950年代に事故が多発、死亡者も出て問題になり、『中からでも開けられるようにしなさい』とあいなりました。
最近ものはきちんと改良されているので、そんな大昔でなければ中からちゃんと開くはずなんです。今でも業務用では古いものは留め金で扉を固定する方式もありますが、この場合でも必ず、閉じ込められた時に内部から開けるためのボタンか、人を呼ぶためのブザーがあるはずです。

なので、”事故” という線はほぼ消えます。 
なので、中から開けれないという時点で、
誰かが ”故意” に外から開けれないようにしてるとしか考えられない。
いったい誰が何の目的で、
彼女ら二人を選び、
冷蔵庫という場所に閉じ込めたのか。

店長と女子大生の接点は、同じ職場というだけで他にはない。
接点の少ない二人の両方がターゲットという可能性は低い。
どっちかが、誰かに恨みを買ったのだろう。
どっちかは、たまたま傍にいて巻き添えを食らったのだろう。
では、どちらかのみを閉じ込めるつもりだったのに、なにかしらのミスが生じて、ふたりとも閉じ込められるという想定外のことが起こった可能性が高くなります。
さて、どちらが犯人の逆鱗に触れてしまったのだろうか。

そもそも普段喋ることもあまりしない二人。
だが、二人とも凍え死ぬかもしれないという緊急事態。
凍死するか本音を喋るか。
閉じ込めた犯人に本音を喋り謝罪をして出してもうしか脱出の方法がない。

どっちが悪いのか。
どこが悪かったのか。
そもそも誰の逆鱗に触れたのか。

ふたりの間で、あなたが悪いんじゃないの?と罪の擦りつけあい。
そんなことをしている場合じゃない、と言いたいところですが。
人間パニックになると、現実逃避してしまうこともありますから。

原因を探るべく、お互い助かろうと本音でぶつかり合うのですが、
冷蔵庫からの脱出が優先である状況でしゃべる会話じゃない会話が繰り広げられます。
キャピキャピのぶりっこギャルが、実は出会い系アプリでパパ活して五又かけてるとか。
鉄の女と呼ばれる見た目も残念な店長が、すごい年下の男がいるとか。
ああ、もう、そんなこと喋ってる場合じゃない!!!

気温はどんどん下がっていき、、、
零度、マイナス十度、、、、、、、。
極限に追い込まれた人間がとる行動はいかに。

誰が誰に復讐したかったのか。
きっと誰もが裏切られる結果になるでしょう。一気読み必須。

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