今日の本123(町長選挙)

おはようございます。朝から雨です。こんな日に朝から洗濯をしなければならないのは少し憂鬱ですね。乾きにくいですし。明日からの土日は雨は降らなさそうで良かったです。家族がそろうご家庭が多い週末。みなさんはどんなことをしてお過ごす予定でしょうか。楽しい週末になればいいですね。
今日の本は、奥田英朗さん、町長選挙、精神科医伊良部シリーズ第三段です。空中ブランコから二年、トンデモ精神科医伊良部くんが戻ってきました。こんどは何をやらかすのでしょうか?
#kokkoさんの今日の本 #町長選挙 #奥田英朗

【伊良部もひきこもる!?】
あのマイペースな伊良部くんがひきこもる!?はてさて。何が起こったのでしょうか?
事の発端は、伊良部くんがお父さんから言われて、町営の診療所しかない都下の離れ小島に、二か月赴任することになりました。そこは人口二千五百人、そのうちの30%が65歳以上という超ド田舎。しかし、地域復興税でインフラはやけに整備されており、綺麗なスポーツセンターやら、劇場やら、道路やら、”地域復興税バブル”がはじけている町。そんな設備の整った町なのに、そういう施設を利用する人がほとんどおらず、作ったはいいがコストばかりが嵩み赤字経営の施設ばかり。
その町では四年に一回大規模な戦争が行われていた。
それは・・・・町長選挙!!!
町は二分されている。現町長派と新対抗馬派と。町長選挙はいつも僅差の勝負(前回はなんと五票差である)。負けた側についた者は閑職に回され、不当な扱いを四年間も受け続ける。勝った側についた者は高いポジションにつけ、四年間待遇の良い状態で過ごせる。・・・となると町中が自分の支持する者が勝利して欲しいと願うのは当然のことだ。ゆえに、壮絶な戦いが始まるのだ。
今回双方が公約にあげようとしているのは、「特別養護老人ホームの建設」。伊良部くんが大病院の跡取り息子で、お父さんは医学界のお偉いさん、と聞くや否や、両陣営は伊良部くんを祭り上げて、自分の陣営に巻き込もうと、袖の下を渡すという攻防が始まってしまった。伊良部くんは「くれるっていうんだから貰っちゃえばいいよね」とどっちからもお金をもらってしまう。そうなると、どっちにつくんだ!?というので、責められ、、、、ひきこもってしまった。。。という次第であったのです。
マザコンである伊良部くんは、看護師さんの「でてこないならお母様に連絡しますよ」との鶴の一声ですぐでてきたんですけれどもね。どっちにつくとかメンドクサイことがわかったので、「棒倒しとかやって、勝ったほうが特別養護老人ホームの建設を公約にできるとかでいいんじゃない?」という提案をする。棒倒しで決めるとか横暴ではないか、めちゃくちゃだ~、と思うのが普通ですが。しかし、しかしです。この町の反応は違ったんですよね。
「やるか」「おう、かかってこい」
町の若い衆を巻き込んだ、棒倒しでの決着、いやはやどちらに転ぶのでしょうか。
もちろん発案者の伊良部くんは、張り切ってスタート用のピストルを手に、号令をかけます。
この島に来てたった二週間で、島のみんなの心をつかんでしまう。ハチャメチャだけれども、そんな不思議なお医者様。
「よーい」パン!!
軽いピストルの音が鳴り、両軍合わせて400人の男たちの戦いが始まった。

【棒倒しってなに?】

有名どころでは、毎年11月には防衛大学校の「開校祭」というのをやっていて、そこのメインイベントが棒倒し。150人対150人の壮絶な戦いです。
(1)ルール
1チーム150人が攻撃と防御に分かれ、それぞれ細かい役割分担のもと相手の棒を如何に早く30度以上傾けるかというシンプルなルール。
(2)役割分担
主な役割分担は、攻撃側は先ず「スクラム」が隊列を組んだまま敵の防御に体当たりし台を作る。次に「突攻」がその台を踏み台にし敵の棒を目がけて一直線に飛びつき棒を倒す。このとき、特攻の攻撃の邪魔をするために敵のキラーがかかってくるので、そのキラーを廃除する「遊撃」の活躍も無視してはならない。知らない人が見ると棒倒しと関係の無いところで喧嘩をしているようにも見える。防御側は、先ず前線に「キラー」がいて突攻の攻撃をタックルで阻止する。本陣では「棒持ち」が棒を何重にも支え、「サークル」が円陣防御をし、「上乗り」が棒持ちの肩に乗って突攻を足で迎え撃って棒が倒れるのを阻止する。
(3)勝敗
試合時間は2分。その間に敵の棒を30度3秒以上傾けた方が勝つ。各大隊毎のトーナメント方式。

日頃から訓練を続けられている自衛隊員ならではの競技。きちんと訓練を受けていないとけっこう危ない競技です。見ていてとても迫力があります。

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