今日の本110(猫弁:天才百瀬とやっかいな依頼人たち)

おはようござます。今日はあいにくの雨、GWも雨模様なようです。毎年この時期は雨が多い気がします。せっかくの家族揃う祝日なので、晴れて欲しいですね。
今日の本は、大山淳子さん、猫弁天才百瀬とやっかいな依頼人たち、です。
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というのは、毎朝黄土色のドアに、貼られるバライティ豊かないたずらの張り紙だ。張り紙の下にはきちんと「百瀬法律事務所」というクールなプレートがある。毎日出社して張り紙をはがすのが日課になっているのは、ここの主、弁護士である百瀬太郎38歳。事務所は会計事務の野呂さん、事務員の七重さん、自分の3人、それと・・・常に10匹はくだらない猫たち。もともと最大手の弁護士事務所に所属していたのだが、大きな事件を誰もが納得いく形で解決したところ、独立という名のクビになった結果が、これだ。メディアでも広く報道され、猫屋敷と呼ばれていた主のおばあさんとご近所の紛争を解決、その後、ペット関連の依頼が殺到し、業務に支障がでるということで、ペット関連の依頼者とともに事務所を追い出された。おかげで、猫弁、と言われるようになり、来る依頼は人間よりペットのほうが断然多いという状況。依頼が解決した後で、行き場のなくなった猫たちを百瀬は可哀そうだと引き取るものだから、里親が見つかり出ていく分を差し引いても、常時10匹以上の猫が事務所に住み着いている。それには野呂も七重も頭を抱えている。
頭はもじゃもじゃ、一昔前の丸眼鏡、服のセンスも皆無、見た目も普通以下、生まれてこのかた女性と付き合ったことがない百瀬がせっせと通う場所がある。「ナイス結婚相談所」。百瀬は言うまでもなく、絶賛婚活中である。通い始めて3年、お見合いはただいま30連敗中。担当は大福亜子という一回りは下の女性だ。亜子は成績は悪くはない、むしろ優秀な相談員だ。だが、百瀬に関しては、なかなか結果がでない。「女性なら誰でもいいんです」百瀬の希望は女性であることのみ。弁護士だし、いいという人もいるんじゃないかと思うのだが、毎回結果は「ごめんなさい」である。頭を抱える亜子だった。
今回、事務所に来た依頼は、以前の事務所の先輩の紹介であった。葬儀の最中に、霊柩車ごとご遺体が盗まれたというのだ。しかも身代金を要求されている。だが、警察沙汰にはしたくない、世間に知られることなく霊柩車を回収したいという。なんだかきな臭い依頼であったが、手付金にひかれ受けることに。少しずつ紐解いていくと、なんだかややこしいことが、あとからあとから出てきて、どれもこれも丸く収めたいと思う百瀬は、ひとつひとつ丁寧に調査に時間をかけて、みんなが納得いくようにと走り回ります。
頭はすごくいいのに(東大法学部主席卒業)、地位やお金や野心を持たない、猫がいっぱいの事務所で人と猫の幸せを考えている百瀬は、自分のことを幸せにできるのだろうか?あと、結婚することはできるのでしょうか?

ドラマ化もされています。主演:吉岡秀隆さん、杏さん出演。

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