今日の本112(藁の楯)

おはようございます。GWはいかがお過ごしでしたか?有休消化でまだまだGWは続くよ、というかたもいらっしゃるかもしれませんね。私は家の片づけをしてました。結構不用品が出てきたり、必要なものが出てきたり、生活習慣が変わるにつれて物の置き場所を変えたほうが生活動線が良くなったり、家の中も変わっていくのだなぁと思いました。
今日の本は、木内一裕さん、藁の楯、です。映画化もされています。
#kokkoさんの今日の本 #藁の楯 #木内一裕

【懸賞金10億のクズを移送せよ】
幼い少女を二人惨いやり方で殺害した清丸。自分の孫を殺された蜷川はサライヤという男を通じて、清丸を殺害したものに10億を出すという広告を出した。蜷川の出した殺人依頼を本気にする国民はいるだろうか。
いる。
むしろ本気にしない国民を探すほうが難しいのではないか。
十億円目当てに清丸を殺そうとするものがいるだろうか。
いる。
しかもそれはかなりの数に上るだろう。世の中には僅かな金のために罪もない人を殺す人間が数多くいる。遊ぶ金欲しさにとりあえず知人を殺し、奪った金が5000円だったという事件もあるほどだ。
あまりにもバカだ。しかし、この手のバカはいくらでもいる。その報酬が高ければ高いほど、バカは果てしなく増殖する。
懸賞金がかけられてすぐに、清丸は身の危険を感じて、福岡県警に自首してきた。福岡から東京都庁まで移送する必要があった。身辺警護のSPである銘苅は、清丸の移送チーム5人のうちの一人に任命された。日本国民一億二千万人すべてが敵になり得る覚悟をもって任務を遂行してもらいたい、そう上官に言われた。生きて帰れとは言ってくれなかった。
福岡から東京まで、ありとあらゆるものに襲われた。一般人ならまだいい、怖いのは警察官だ。拳銃を携帯し訓練を受けた警察官が、清丸を殺害する、のはあり得ない話ではない。一人殺しても、数年で刑務所から出られるうえ、10億ももらえれば、遊んで暮らせる。警察官の不祥事は、隠ぺいされているものが多いが実は多いのだ。
こんなクズを守る価値があるのか。
自分の命を懸けてまで守る価値があるのか。
仲間を殺されてまで、、殺人犯を守るほうが優先なのか。
迷いながらも何が正しいのかもわからなっていた。最後まで自分のやったことが正義なのか、間違っていたのか、誰が味方なのか、敵なのか。何が正しいのかをずっと投げかけられる一冊です。

映画では白岩刑事役は女性になってますが、原作では男性です。

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