今日の本98(終電の神様)

おはようございます。だんだんポカポカと暖かくなってきて、桜の花も咲き始めました。今年は有名なお花見処ではお散歩がてら、桜をめでる、というスタンスがとられているところが多いようです。本当なら桜の木の下でレジャーシートを敷いて・・・と楽しみたいところですが。来年こそは、再来年こそは、次こそは・・・いつになるでしょうか。

今日の本は、阿川大樹さん、終電の神様、です。普段電車で通勤される方に是非読んでいただきたい一冊です。
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【終電の神様、わたしが乗れば、それが終電
どんな電車も、それで最後の最終電車
終電の神様、わたしが乗れば、それが終点
それが人生、先には行けない行き止まり】
「お忙しいところ、大変ご迷惑をおかけしております。ただいま、この先のK町駅において発生しました人身事故の影響で、列車が停止しております。」
また人身事故かよ。そんな声が聞こえてくる。車内に動揺した様子はうかがえなかった。誰にとっても、日常のよくある状況に過ぎなかった。たぶん、人が死んだのに。そう思ったら、心の感情が溢れ出してきた。こんな時に死ぬなよ。声に出して叫びだしたかった。意識を失い、個室に移された病床の父の所へ、急いで向かっているのだ。よりによってこんな時に電車を止めるな。。
「運転停止」が彼らの人生の思いがけないターニングポイントになる・・・涙と希望が湧いてくる、感動の物語たちがたくさん詰まっています。

大学時代、通学で電車を使っていましたが、なんどとなく電車が止まり、電車の中で何十分と缶詰にあってでられなかったり、一時間以上もこない電車を寒いホームでじっと待ち続けたり、電車が止まるといつもしんどかった思い出があります。「信号待ち?」いくらなんでも何十分も信号待ちってないでしょう?「やっぱり人身事故?」誰が死んだとか、そいうのは考えないように、、誰が後片づけているか考えないように、、心を無にしてた。ひたすら外の景色を見る。全く動かない景色を。色々考えだしたらしんどいから。ふらふらして自分もそっち側にいきそうになるから。乗り換え駅で電車を待つ、人、人、人、人、たくさんの人。いったいどこから湧いて出るのだろうと思うほど、ホームにはみ出すくらいのたくさんの人。そんな人たちが放つどんよりとした雰囲気の中、いつ来るかもわからない電車を待ち続ける時間は、果てしない。本当に果てしない。

最近は、大きな駅には落下防止にホームドアが設置されてきています。

それでも設置が間に合わず、まだまだなくならない人身事故。万が一落ちた場合、ホームに上ろうとするのではなく、ホームの下に空洞があるので、そこに逃げましょう。

そこから動かないで。動かなければ大丈夫だから。「あがってこい」という言葉より、「ホームの下に逃げて」のほうが正しい。自分がその場にいたら、声をかけることができるのなら、避難できる場所を教えてあげてください。知らない人、けっこう多いんです。電車に乗るなら、それを知っていてほしい。万が一は誰にでも起こるのだから。

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