今日の本85(秘密結社にご注意を SECRET SOCIETY)

おはようございます。本日は祝日で休日の方が多いかと思います。お天気もいいので、どこか広い野外にお出掛けなんていいですね。ソーシャルディスタンス守っていきましょう。
今日の本は、新藤卓広さん、秘密結社にご注意を SECRET SOCIETY、です。このミス大賞受賞作、現役公務員作家さんです。
#kokkoさんの今日の本 #新藤卓広 #秘密結社にご注意を #SECRET SOCIETY

強すぎる好奇心がさいわいして、ありもしないストーカー容疑をかけられ会社をクビになり、引きこもりの生活を続けていた青野は、お先真っ暗の人生を一人で嘆いていた。そんな時にあの封筒が届いたのだ。
「わが社の社員として働く気はありませんか。明るく、楽しく、カッコよく、がモットーの会社です」
「わが社との出会いがあなたの人生を変えることになるでしょう、絶対に」
胡散臭い求人広告。そもそもハローワークや求人広告サイトに登録すらしていない自分に社員への勧誘が届いたのか。仕事内容は、清掃業務全般。ネットで調べたら細々と清掃会社として活動していること、電話番号と住所、それ以外の詳しい情報は見当たらない。碌なことにならないと思いつつも、日に日に好奇心が募っていく。その好奇心をほおって置けないのが青野の哀しい性だ。気がつけば、その会社の前にいた。
迎えたのは思わず二度見したくなる美人、自分を謎の女と称する、あいみ、だった。従業員はあいみと青野を入れて4人。上司はおらず、仕事の指示をする人(ボス)はいるけれど、どこの誰かはわからないという。なんでかって?
「だって、ここは秘密結社だから」
回れ右したくなった。
朝出社するとボスからメールが届いている。そのメールの仕事内容は例え仕事仲間にも教えてはいけない。だって秘密結社だから。誰がどこでどんな仕事してるなんかは全く分からない。なんのためにやる仕事なのかもわからない。
最初に与えられた仕事は、ある一定の範囲内をある時間までずっと、ウォーキングすること。しかも晴れているのに傘をさして。。。。恥ずかしいことこの上ない。周りの視線が痛すぎる。いったいこの行為に何の意味があるのか。
全く先の読めない物語。いったいどこへ向かっているのか。伏線がありすぎてわかりにくいが、伏線の回収の見事さにおどろくだろう。違和感のある設定や無関係に見えた状況を、最後にはうまくまとめてしまっている。
登場人物も、謎の女あいみ、元暴力団の用心棒、謎のドイツ人、強すぎる好奇心の塊の青野、と、一癖も二癖もある人物ばかり。ボスはいつ登場するのだろうか。いったい誰がどんな目的でこの会社、もとい、秘密結社を作ったのだろうか。そう考えながら読むと、とても面白いです。
ちなみに作中で、清掃業のお仕事もちゃんとやってます。それも何かにつながってたりするんですけれど。

コロナ感染症対策

コロナ感染症対策として検温・マスクの着用・手指の消毒等のご協力をお願いいたします。万全の対策をしてお待ちしています。ご安心してご来場・ご来店ください。